Sky Skipper / 尾白鷲亭

　小毬は今日も優しく、真人は今日も筋肉馬鹿として過ごしていた。
　それぞれを見つめる視線。
　そんな中、小毬は大切にしてきた星の髪飾りをなくしてしまう。
　動き出す物語。
　なくしてしまった『願い星』に込めていた思いとは？
　そして、この世界の秘密とは？

話をしよう。

あれは、今から……

というほど壮大な話ではありません。

これは、小説なのか。

少なくとも、漫画ではなく、
評論でもなく、
詩文でもないでしょう。

ただ確かなことは、同人誌だということ、です。

ぼくの、ご主人さま。
わたしの、親友。

いつも動物とともにあった、鈴とクドリャフカ。
そんな彼らから見た、たわいもない物語。

「見て見て！　こんなの見つけちゃったんデスヨ！」
本を読む美魚の前に駆け込んできた葉留佳。
その手には、謎の探偵装束が？
すっかり感化されてしまった葉留佳は、
美魚を巻き込んで探偵稼業をすることに……
無表情の美魚も、実はまんざらでもなかったり？

二人が日常の中で、
ちょっとした「探しもの」をするお話です。

愛想なし素っ気なしの風紀委員長・二木佳奈多は今日も頑なに生きていた。
でもなんだか最近は調子が狂ってきて、
その視線の先には剣道馬鹿・宮沢謙吾の姿が……？
語り得ぬなら剣で語れ？　その時世界が動いた？
yossy的『リトバス』小説、はじめました。